味噌作りには、ビゼーのカルメンと思っていた

おはようございます。

今年の2月はなんだかゆったり感じられるのは、比較的暖かいせいでしょうか。

一昨年からこの月になるとやっていること、それは味噌作り。
生活クラブというところで、味噌の材料を買い、近所の公共施設で指導を受けながらMy味噌を作るのです。

米味噌と麦味噌が選べるのですが、私は麦味噌派。
あの麦の粒が少し残っている感じが好きです。

今年も材料を購入し、もうすぐ味噌作り講習だ!と思っていた数日前。
次男がインフルエンザに…
会場へ行けなくなり、泣く泣く自宅てポツネンと味噌を作ることに。

通常前日に大豆を家で煮て、その豆を会場に持って行き、ミンサーという機械で豆を潰してもらうのですが、もちろん我が家にそんな特殊な道具は無く、ビニールに入れて地道に足踏みで大豆を潰すことに。

いざ大豆踏み!となった時のBGMは、ビゼーカルメンを(何故か)迷わず選択。


ビゼー:「カルメン」 第1組曲より

カルメンと言えば、フラメンコ!のイメージだったのですが、私が選曲したのは第一組曲の終曲(闘牛士)。
行進曲なので、タッタカタカタカと2拍子の軽快なリズムで、煮豆を潰していきます。
ビニール越しとはいえ、食品を踏む経験は初めてで、なんだかすみませんの気分です。
その後ろめたさと、煮豆の潰れるグニュグニュとした感触の気持ち良さとで、カルメンの曲に乗って勢いよく足踏み。
程なくしてパンッ!という音がして、口を縛っていたビニールの袋が破れて、大豆放出・・・
ビニールを二重にしていたので、なんとか大惨事を免れましたが、もう怖くてカルメンは踊れない。

暫くの間やる気をなくし、大豆を見つめていました。
ですが、煮てしまった豆を放置する訳にもいかず、足踏み再開。
今度の選曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番K497第二楽章。


モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 から 第2楽章

テンポはアンダンテ(歩くような速さで)、そうですよね~そうします。

豆を潰すときは、カルメンのステップ、踏まない。と味噌作りパンフレットに記入。
だいたい、モーツァルトの方が、マイルドな味の味噌ができそうですよね・・・

それにしても、1.5キロの豆を自力で一人で潰すのは大変でした。
ミンサーなら、一気にすぐ出来てたのに!
自宅に買おうかな。
いや、置場所無いな~(大体この理由で購買意欲を抑えます)