私の卒業ソング クラシック編

お題「わたしの卒業ソング」

おはようございます。衣紋凛です。

マイお題で、「わたしの卒業ソング」をテーマにされていらっしゃる方がおられたので、私もお題にしてみました。

私が学生の頃は、クラシックよりも圧倒的に邦楽や洋楽などの歌謡曲を聞いていました。
それでも卒業ソングは?と聞かれるとやっぱりクラシックが思い浮かぶんですよね。
一番はエルガーの威風堂々。


E. エルガー / 行進曲「威風堂々」作品39 より 第1番 ニ長調




高校時代、音楽部に所属していたので、卒業式にはこの曲を演奏していました。

次に思い浮かぶのは、ヨハン・パッヘルベルのカノン


Pachelbel - Canon in d


卒業生入場の時に定番でした。
今でも聴いていると静かな感動が沸き上がってくるから不思議です。

威風堂々も、カノンも、これまでがんばってきた自分を讃えて、これからの人生を明るく照らしてくれるような気持ちにさせてくれます。

卒業って学生だけのものではないですよね。
勤めていた会社を退社したり、結婚したり、出産したりの節目に何かしらの卒業をしているわけで、その度に新しいステージが用意されています。
私の次の卒業は何かな。
専業主婦であること、べったりな子育て。
色々あるな~
でも次のステージへの挑戦が楽しみです。

フロランタンとチャイコフスキーのくるみ割り人形

こんにちは、衣紋 凛です。

今月はホワイトデーがありましたね。
我が家の男子2人も、ありがたいことに小さい頃からのお付き合いでチョコを頂くので、既にお返しの用意はしてあります。女の子は基本手作りですよね、なので親は付き合うの大変だな~って毎年思います。
男子のお返しは既製品を買ってくるので、ラクですけど・・・結構な出費です。(一個の価格が高い!!!)

私もおこぼれでお菓子をもらっていたので、そのお返し位は手作りしてみようかと思い立ちました。
この間、お友だちに教わったばかりの、フロランタンに一人で挑戦。

お菓子作りのBGMは、チャイコフスキーくるみ割り人形です。
この組曲の中で一番好きなのは、やっぱり花のワルツ。


チャイコフスキー くるみ割り人形より「花のワルツ」 Tchaikovsky, Waltz of the flowers


この曲、ぐるぐると螺旋階段を登り降りしている様になだらかに調が変化するところがたまらなく好きなんです。
全体的に明るい雰囲気に一瞬だけ影ができるメロディーの部分が、きゅんと胸を締め付けます。

組曲の最後は、すべては夢でした、という音楽で終わるのですが、お菓子を作っている間は仕上がりに期待したり不安を感じたり、食べてくれる人を想ったり、散々夢見た後の現実は・・・・


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まぁまぁの仕上がりでした!
久々のお菓子作りに、フロランタンは少しハードでしたね。
次はカップケーキくらいにしておきたいな。

ヘルプ!思考が大渋滞...。呼吸が浅くなってきたら聴きたいタイスの瞑想曲

おはようございます。

春になって、新生活前のこの時期、身体よりも頭が疲れていませんか?
ここのとこ、私の思考は様々な悩みで大渋滞してます。
息子達のピアノの発表会の準備や練習への無意味な焦り、一向に片付かない家の事、春休みがやってくるプレッシャー。
もー、やらなきゃとやりたいが溢れてヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァて発狂しそうになります。
ほぼ自業自得なストレスと花粉の時期もあいまって、吹き出物できまくりです・・・。
皮膚科に行けば、自律神経を整えるのよ!深呼吸よ!と先生に言われます。

...確かに、効率よく動けてない分、頭の中は常に考え事で一杯です。
そんな時の私のお助けサプリ曲は、マスネのタイスの瞑想曲。


タイースの瞑想曲 葉加瀬太郎

ゆったりしたテンポに、優雅なヴァイオリンの旋律が神経をなだめてくれます。
深呼吸深呼吸。

痛みを和らげてくれる効果でよく知られているのは、サン・サーンスの白鳥ですよね。
タイスの瞑想曲と同じでアダージョというゆっくりゆるやかなテンポが人間の心拍数に近く、リラックスできると言われています。


サン・サーンス 「白鳥」 演奏:アルト・ノラス

この白鳥は、動物の謝肉祭という組曲の中の1曲なのですが、ライオンの行進や象や亀があって面白いです。
その中でも、水族館という曲は、不思議な曲で大好きです。
ハリーポッターの魔法の世界という感じ。
魔法系不思議シリーズもまとめてみたいなぁ。 

脱線しましたが、白鳥は安定のリラックス効果。
歯科で治療受ける時の、私の脳内音楽は、この曲です。

バッハのG線上のアリアもいいですよね。


バッハ「G線上のアリア」 Bach "Air on G String"


頭がニッチもサッチもいかなくなったら、ゆったりした呼吸を取り戻して、一度ゼロになる。
クリアにしてからの再出発。
課題を1つでもこなせたらヨッシャー!!!の気持ちで進んでいきたいです。

クラシック興味の薄いお父さんにスペース感溢れる曲を

おはようございます。

休日いかがお過ごしですか?
まだ少し寒いので、お出掛けするにも微妙ですよね。

そんな時には、おうちでのんびり読書したり、ボードゲームしたりが私の理想の休日。
BGMは勿論思考の邪魔になりにくいクラシック。

うちのパパは、クラシックに興味が薄いです。
楽器を習ったこともないですし、自らクラシックを聴こうとしたことは皆無だそうで。
そんなパパでも、クラシックに馴染みが全く無い訳ではないと思うんですよね。
例えば、彼は映画がとても好きなのですが、映画はクラシックの宝庫ですよね!
知らず知らずのうちに聴いていると思います。

なので、一緒の時にかける曲は、なんとなく馴染めそうな宇宙を感じさせるような曲を選びます。
以下、我が家の勝手にスペースクラシック5選。

1)ベートーベン 交響曲第5番 運命 第4楽章


ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調作品67《運命》 第4楽章

浮遊感がすごい!
途中、まるでスターウォーズの戦闘機が宇宙を駆け抜けているようなシーンが脳裏に浮かんで気持ちいい。

2)ワーグナー ローエングリーン 第3幕への前奏曲


Wagner Prelude to Act3 from Lohengrin

なんだろ、これも何故かSFっぽく感じます。

3)シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき 序奏


交響詩《ツアラトゥストラはかく語りき》(R.シュトラウス)

これに関しては、雰囲気です。完全に。
冒頭数分でスペース終了。

4)シベリウス 交響曲 フィンランディア


フィンランディア - カラヤン 1976 ライヴ

革命の曲。
ブルースウィルス主演のダイハード2に使用されて有名ですよね。

5)ワーグナー ワルキューレの騎行


ワーグナー「ワルキューレの騎行」

なんとなくダースベーダー
いや、ちょっとダークが足りないかな。
ダースベーダーが岩場でカップラーメン食べてるイメージ。
ん?何かとイメージが混ざってる?

以上まとめるとすごい適当な感想のチョイスなのですが、基本フィーリング一番な聴き方していますので。
我が家は、さりげなく流しています。
クラシック好きじゃないな~とか押し付けがましく思われたら嫌なので。
そうやって少しだけ、休日もテレビより音楽が流れる時間が増えたらなと思っています。

主婦の黄昏泣きにベートーベンを!

こんばんは。

今日は、お天気の割りに、風が冷たくて冷えました。
主人からのホワイトデーの品物を自分で調達しに意気揚々と街へ繰り出しましたが、行きはヨイヨイ帰りはコワイ....
物凄い花粉症の症状でぐったりしています。
百貨店で買ってきたクッキーは、ホロホロとしていて美味しいに違いないのですが、そのホロホロ感がなんだか花粉を纏っている様に思えて、まだ手が出ません。

グズグズの鼻をなだめながらボーっとしていると、もう夕方。
赤ちゃんの黄昏れ泣きってありますねよ。
夕方になると何故か機嫌が悪くなって、何をしてもご機嫌ななめが続くっていう。

あれ、主婦にもあると思うんですよね。
夕方が近づくと、徐々に見も心も重くなってきて・・・
あ~もうこんな時間?
今晩のおかず何しよ~
というか何できる?
今日も家事中途半端!いや全然できなかった・・・泣。
みたいなネガティブな気分に陥ります。
私だけでしょうか・・・

しかし!家族のご飯だけは作らなければなりません!
そんな渇を入れたい時に聴くのは、ベートーベンの交響曲第5番、運命。



Seiji Ozawa Beethoven 交響曲 No 5 (運命)


この曲、本当に私の黄昏れ泣きに効くんです。
気分の下がっているときに、いきなりポジティブ全開がんばろうぜみんな!みたいな曲はまずNG。
運命の冒頭のジャジャジャジャーン!ダダダダーン!からの暫く沈んだ感じの旋律が、荒れてすさんだ私の心にまず寄り添ってくれます。共感された~感が胸に染みます。
この曲って、若い頃は勝手に暗くて絶望的な運命の曲だと思っていたのですが、全然そんなことなくて、困難の中にも希望に満ち溢れてる曲だなと感じるようになりました。
聴いていると徐々に徐々に力が みなぎってくるから不思議です。
楽家でありながら難聴という病と闘っていたベートーベンの名言「苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ」
素敵な言葉です。

さあ、運命を聴きながら、立ち上がろう!玉ねぎを刻み、お玉をふりかざそう!
夕飯作るだけでも私にはドラマチックな場面。

大人の黄昏れ泣きにはベートーベンでいきましょう。

学級懇談に参加する理由とありがとうの花

おはようございます。 もうすぐ3学期も終わり、進級の季節ですね。

我が家の長男は、今小学4年生で、次男は1年生です。

1年の日々が恐ろしく高速に 過ぎ去っていきます。

ところで、参観日の後の学級懇談って皆さん出席されますか?

毎回参加する方、都合がつけば参加、参加したいけどできない方、する気はないわ~という方。 色々かと思いますが、私は出席する派です。

懇談で何をするのかっていうと、うちの学校の場合は、配られる今後の予定や連絡事項が書かれたプリントを、 先生が読んで確認、というのが大体の流れで、後は保護者からの質問や家庭での様子を語る、みたいな感じで終わります。

正直な話、プリンとはのちほど全家庭に配られるものですし、懇談に出たからといって、限定特別情報!なるものが有るわけでもないです。 出席する保護者も毎回だいだい決まった人が集まるので、安心なような気まずいような・・・

じゃあなんで毎回懇談に出るのか? 私の場合それは、担任の先生にありがとうを伝えたいからです。

幼稚園の頃は、もっと先生と親の距離が身近で、定期的にその都度の感謝を述べる機会がありましたが、小学校ではなかなか先生とお話しできる機会がありません。 一日のほとんどを学校で過ごさせてもらい、勉強を教えてくださり、生活指導、友達との関わり方、あんなパワフル全開な児童達を数十人も抱えて下さっていると思うと感謝が溢れます。

勿論、今後私も仕事や家庭の事情で、懇談に参加できない日が来るかもしれません。 その時は、別の機会を狙って必ずお礼が言いたいです。


ありがとうの花

登下校の見守り隊の方々に向けて息子達がこの歌を練習していました。

ありがとうってつくづく素敵な言葉。

先生方、息子達を成長させて下さり、ありがとうございます!!!

味噌作りには、ビゼーのカルメンと思っていた

おはようございます。

今年の2月はなんだかゆったり感じられるのは、比較的暖かいせいでしょうか。

一昨年からこの月になるとやっていること、それは味噌作り。
生活クラブというところで、味噌の材料を買い、近所の公共施設で指導を受けながらMy味噌を作るのです。

米味噌と麦味噌が選べるのですが、私は麦味噌派。
あの麦の粒が少し残っている感じが好きです。

今年も材料を購入し、もうすぐ味噌作り講習だ!と思っていた数日前。
次男がインフルエンザに…
会場へ行けなくなり、泣く泣く自宅てポツネンと味噌を作ることに。

通常前日に大豆を家で煮て、その豆を会場に持って行き、ミンサーという機械で豆を潰してもらうのですが、もちろん我が家にそんな特殊な道具は無く、ビニールに入れて地道に足踏みで大豆を潰すことに。

いざ大豆踏み!となった時のBGMは、ビゼーカルメンを(何故か)迷わず選択。


ビゼー:「カルメン」 第1組曲より

カルメンと言えば、フラメンコ!のイメージだったのですが、私が選曲したのは第一組曲の終曲(闘牛士)。
行進曲なので、タッタカタカタカと2拍子の軽快なリズムで、煮豆を潰していきます。
ビニール越しとはいえ、食品を踏む経験は初めてで、なんだかすみませんの気分です。
その後ろめたさと、煮豆の潰れるグニュグニュとした感触の気持ち良さとで、カルメンの曲に乗って勢いよく足踏み。
程なくしてパンッ!という音がして、口を縛っていたビニールの袋が破れて、大豆放出・・・
ビニールを二重にしていたので、なんとか大惨事を免れましたが、もう怖くてカルメンは踊れない。

暫くの間やる気をなくし、大豆を見つめていました。
ですが、煮てしまった豆を放置する訳にもいかず、足踏み再開。
今度の選曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番K497第二楽章。


モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 から 第2楽章

テンポはアンダンテ(歩くような速さで)、そうですよね~そうします。

豆を潰すときは、カルメンのステップ、踏まない。と味噌作りパンフレットに記入。
だいたい、モーツァルトの方が、マイルドな味の味噌ができそうですよね・・・

それにしても、1.5キロの豆を自力で一人で潰すのは大変でした。
ミンサーなら、一気にすぐ出来てたのに!
自宅に買おうかな。
いや、置場所無いな~(大体この理由で購買意欲を抑えます)